CFDにおける証拠金(レバレッジ)規制の対応について

平成22年12月28日公布の「金融商品取引法改正等に係る政令・内閣府令」により、有価証券CFD取引において、平成23年1月1日より、お客様の本サービスでのお取引について新たな証拠金(レバレッジ)の規制が適用されました。新規制では、平成23年1月1日より以下の通りに証拠金をお預かりし、それぞれの有価証券CFD取引での証拠金計算・分別管理を行うことが義務付けられております。

有価証券CFD取引 証拠金率 レバレッジ
株式CFD※1 取引金額の20%以上 5倍以下
株価指数CFD 取引金額の10%以上 10倍以下
債券CFD※2 取引金額の2%以上 50倍以下
その他CFD※1 取引金額の20%以上 5倍以下

※1 本サービスでは株式CFDおよび有価証券関連CFDにおけるその他CFDの取扱いはございません。
※2 本サービスでは債券先物CFDのみの取扱いとなります。

これに伴い、本サービスでは下記5点において、お取引ルールを変更させていただきました。つきましては、下記の変更点1~5をよくご確認いただきますようお願い申し上げます。

なお、分別管理に関しましては、本サービスでは法令上の義務付けに先立ってお預かりしているお客様のご資産は、IGマーケッツ証券が銀行に開設した顧客資産保全のための専用信託口座にて分別管理を行っております。詳しくは信託保全をご覧ください。

参照:金融庁:平成21年金融商品取引法改正等に係る政令・内閣府令の概要
有価証券店頭デリバティブ取引への証拠金規制の導入

これに伴い重要事項説明書およびオンライン取引約款を変更いたします。
詳細は、以下ニュースリリースをご確認ください。
2010年11月24日【重要】12月11日よりCFD取引口座が4分割されます

CFD PLUSお取引ルール変更点

変更点1 12月11日にCFD口座が4つに分割されました。これに伴い、株価指数CFD・債券先物CFD取引における両建ての証拠金計算方法がかわりました。

12月11日のマーケット終了後にCFD口座の4分割を行いました。
これにより取引口座は、株価指数口座、債券先物口座、金利先物その他口座、商品口座の4つとなっております。

取引口座 取扱銘柄
株価指数口座 株価指数CFD、株価指数先物CFD、株価指数バイナリー
債券先物口座 債券先物CFD
金利先物その他口座 金利先物CFD・CO2排出量先物
商品口座 商品直物CFD、商品先物CFD

詳しくは口座分割のお知らせをご覧ください。

口座分割に際して、CFD口座に保有しているポジションは一旦すべて清算され、該当する口座で建て直しされております。このポジション建て直しは建値で清算するため、損益の発生はありません。

両建ての証拠金計算方法の変更

これまで、CFD取引における両建ての証拠金は、同数のロット数の売り/買い両方の維持証拠金額合計に対して10%として計算しておりましたが、12月18日に株価指数CFD、債券先物CFD取引に関して、売り/買いいずれかのロット数が多い方のみの維持証拠金(いわゆるマックス方式)となりました。

現在:1ロットの維持証拠金が1万円の銘柄を、売り1ロット/買い1ロット両建て保有した場合

同じロット数の場合、売り/買い両方の維持証拠金額合計に対して10%。
(売り1万円 + 買い1万円) ×10% = 2,000円

変更後の例1:1ロットの維持証拠金が1万円の銘柄を、売り1ロット/買い1ロット両建て保有した場合

同じロット数の場合、売り/買い片方のみの維持証拠金となります。
売り1万円 + 買い1万円 ⇒ 維持証拠金は1万円

また、両建てポジションの片方を清算し、売り/買いどちらかの保有になった場合も、維持証拠金額は変動しません。
売り1万円(もしくは0円) + 買い0円(もしくは1万円) = 1万円

変更後の例2:1ロットの維持証拠金が1万円の銘柄を、売り1ロット/買い2ロット両建て保有した場合

売り/買いのロット数が異なっている場合、ロット数が多い方のみの維持証拠金額が必要となります。
売り1万円 + 買い2万円 ⇒ 維持証拠金は2万円

また、上記取扱銘柄変更後のCFD取引銘柄のうち、現物取引と先物取引両方の取扱いがある銘柄に関して、両建て時において、それぞれ別々の証拠金計算となります。

たとえば、日本225種株価指数の買いポジションと日本225種株価指数先物の売りポジションの保有していた場合は、それぞれの維持証拠金が必要となり、両建てとはみなされませんのでご注意ください。

変更点2 12月11日に一部の先物CFD銘柄およびミニ取引の取扱いを停止しました。

変更点1の実施に伴い、以下の銘柄の新規注文の受付を停止しました。
なお、ミニ取引のみを取扱い停止する銘柄については、通常取引の最小取引ロット数を現在の1ロットから0.1ロットに引き下げました。

株価指数

取扱い停止
日本225(先物ミニ) ウォール街(ミニ・先物・先物ミニ) 米国SPX500(ミニ・先物・先物ミニ)
米国テク株100(ミニ・先物・先物ミニ) 米国Russ2000(ミニ・先物・先物ミニ) カナダ60(ミニ・先物・先物ミニ)
英国FTSE®100(ミニ・先物・先物ミニ) 欧州50(ミニ・先物・先物ミニ) ドイツ30(ミニ・先物・先物ミニ)
ドイツ50中型株(現物・ミニ・先物・先物ミニ) ドイツテク株30(現物・ミニ・先物・先物ミニ) フランス40(ミニ・先物・先物ミニ)
イタリア40(ミニ・先物・先物ミニ) スペイン35(ミニ・先物・先物ミニ) スイス優良株(現物・ミニ・先物・先物ミニ)
スウェーデン30(ミニ・先物・先物ミニ) オランダ25(現物・ミニ・先物・先物ミニ) ベルギー20(現物・ミニ・先物・先物ミニ)
デンマーク20(現物・ミニ・先物・先物ミニ) ノルウェー25(現物・ミニ・先物・先物ミニ) ポルトガル20(現物)
ポーランド20(現物・ミニ・先物・先物ミニ) ハンガリー12(現物・ミニ・先物・先物ミニ) ギリシャ20(ミニ・先物・先物ミニ)
メキシコ35(現物・ミニ・先物・先物ミニ) トルコ30(現物・ミニ・先物・先物ミニ) 南アフリカ40(ミニ・ミクロ・先物・先物ミニ)
オーストラリア200(ミニ・先物ミニ) シンガポール優良株(ミニ・先物ミニ) インド50(ミニ・先物・先物ミニ)
台湾(ミニ・先物ミニ) 香港HS(ミニ・先物ミニ) 中国H株(ミニ・先物ミニ)
中国A50(ミニ・先物ミニ) 韓国200(ミニ・先物ミニ) オーストリア20(先物・先物ミニ)
ボラティリティ指数(先物ミニ)    
変更後の取扱い銘柄
日本225(現物・先物) ウォール街(現物・円建て) 米国SPX500(現物・円建て)
米国テク株100(現物・円建て) 米国Russ2000(現物) カナダ60(現物)
英国FTSE®100(現物・円建て) 欧州50(現物) ドイツ30(現物・円建て)
フランス40(現物) イタリア40(現物) スペイン35(現物)
スウェーデン30(現物) ギリシャ20(現物) オーストラリア200(現物・先物)
南アフリカ40(現物) シンガポール優良株(現物・先物) インド50(現物・円建て)
台湾(現物・先物) 香港HS(現物・先物・円建て) 中国H株(現物・先物・円建て)
中国A50(現物・先物) 韓国200(現物・先物) ボラティリティ指数(先物)

現物・・・株価指数CFD通常取引
ミニ・・・株価指数CFDミニ取引
円建て・・・株価指数CFD円建て取引
先物・・・株価指数先物CFD通常取引
先物ミニ・・・株価指数先物CFDミニ取引

商品CFD

取扱い停止
ミニ・CO2排出量先物※ ミニ・ロンドン小麦先物 ミニ・ロンドン砂糖先物 ミニ・ロンドンコ-ヒ-先物
ミニ・ロンドンココア先物 ミニ・パリ小麦粉先物 ミニ・パリ菜種先物 ミニ・シカゴ生牛先物
ミニ・シカゴ素畜牛先物 ミニ・シカゴ豚赤身肉先物 ミニ・シカゴ豚バラ肉先物 ミニ・シカゴ材木先物
変更後の取扱い銘柄
スポット・金(円建てグラム・円建て・通常・ミニ) スポット・銀(円建て・通常・ミニ) NY金先物(通常・ミニ)
NY銀先物(通常・ミニ) NY銅先物(通常・ミニ) NYパラジウム先物(通常・ミニ)
NYプラチナ先物(通常・ミニ) WTI原油先物(円建て・通常・ミニ) 北海原油先物(通常・ミニ)
NYヒーティングオイル先物(通常・ミニ) NY無鉛ガソリン先物(通常・ミニ) NY天然ガス先物(円建て・通常・ミニ)
ロンドン軽油先物通常・ミニ) ロンドン小麦先物(通常) ロンドン砂糖先物(通常)
ロンドンコーヒー先物(通常) ロンドンココア先物(通常) パリ小麦粉先物(通常)
パリ菜種先物(通常) シカゴ生牛先物(通常) シカゴ素畜牛先物(通常)
シカゴ豚赤身肉先物(通常) シカゴ材木先物(通常) シカゴオーツ麦先物(通常)
シカゴ小麦先物(通常) シカゴコーン先物(通常) シカゴコメ先物(通常)
シカゴ大豆先物(通常) シカゴ大豆油先物(通常) シカゴ大豆ミール先物(通常)
NY砂糖先物(通常) NYコーヒー先物(通常) NYココア先物(通常)
NYオレンジジュース先物(通常) NY綿花先物(通常)

※CO2排出量先物は口座分割により金利先物その他CFD口座に移動しております。

債券先物CFD

取扱い停止
日本国債先物(ミニ) ドイツ2年国債先物(通常・ミニ) ドイツ5年国債先物(通常・ミニ)
ドイツ10年国債先物(ミニ) ドイツ30年国債先物(通常・ミニ) 英国2年国債先物(通常・ミニ)
英国5年国債先物(通常・ミニ) 英国10年国債先物 (ミニ) カナダ10年国債先物(通常・ミニ)
カナダBA手形(3ヶ月)先物(通常・ミニ) 豪ドル銀行引受手形30日物(ミニ)  
変更後の取扱い銘柄
日本国債先物 ドイツ10年国債先物 英国10年国債先物
豪ドル銀行引受手形30日物 米国 2年国債先物 米国 5年国債先物
米国10年国債先物 米国30年国債先物  

金利先物CFD

取扱い停止
ミニ・ユーロ円金利(3ヶ月)先物 ミニ・ユーロドル金利(3ヶ月)先物 ミニ・EURIBOR(3ヶ月)先物
ミニ・英ポンド金利(3ヶ月)先物 ミニ・ユーロスイスフラン金利(3ヶ月)先物  

変更後の取扱い銘柄
ユーロ円金利(3ヶ月)先物 ユーロドル金利(3ヶ月)先物 EURIBOR(3ヶ月)先物
英ポンド金利(3ヶ月)先物 ユーロスイスフラン金利(3ヶ月)先物  

変更点3 12月18日に株価指数CFD・債券先物CFDのレバレッジを変更しました。

新規制により、以下の通りCFD取引におけるレバレッジ上限が設けられたため、12月18日のマーケット終了後に株価指数CFD・債券先物CFDのレバッレッジが変更しました。
これに伴い、株価指数CFD、債券先物CFDのお取引における維持証拠金の計算方法につきましても、これまでの定額制から定率制へ変更されました。

CFD取引 新規制のレバレッジ上限 新証拠金率(レバレッジ)
株価指数CFD 10倍以下 10%(10倍)
債券先物CFD 50倍以下 2%(50倍)

変更点4 12月18日に「ギャランティーストップ注文」および「ストップ注文」による維持証拠金減額が廃止となりました。

12月18日に、新規制により「ギャランティーストップ注文」の受付および「ストップ注文」の付加による証拠金減額を廃止いたしました。
ギャランティーストップ注文をポジションまたは未決オーダーに対して吹かされている場合、12月20日以降、IGマーケッツ証券にてギャランティーストップを通常のストップ注文に変更する作業が行われております。ギャランティーストップ注文を付加する際にお支払いいただいた保証料は証拠金に返戻いたしました。

変更点5 平成23年1月3日より1日1回、正午(昼の12時)に株価指数口座・債券先物口座の証拠金率を確認します。

本サービスでは、これまでも随時維持証拠金率をモニタリングしロスカットを行っておりましたが、随時のモニタリングによるロスカットに加え、1月3日より基準時刻を正午(昼の12時)と定め、その時点で証拠金率(証拠金有効残高÷維持証拠金額×100)が100%未満の株価指数口座・債券先物口座に対して100%を上回るまで未決オーダーのキャンセルおよび保有ポジションの強制ロスカットを行います。

なお、ロスカット対象の未決オーダーまたは保有ポジションの銘柄が正午(昼の12時)に取引可能ではない場合は、当該銘柄の取引時間内にロスカットが執行されますのでご注意ください。

例) 株価指数口座にて日本225種株価指数とカナダ60種株価指数がロスカット対象であった場合

日本225種株価指数は24時間取引可能であるため、正午(昼の12時)に証拠金率を確認後速やかにロスカットが執行されます。取引時間が22:30-翌5:00(夏時間は21:30-翌4:00)のカナダ60種株価指数は取引開始後の22:30(夏時間は21:30)以降にロスカットが執行されます。

取引開始前に追加入金をされた場合や、未決オーダーまたは保有ポジション銘柄の価格変動によって、口座の証拠金率が100%を超えた場合でも、正午(昼の12時)時点でロスカット対象となった銘柄に対する強制決済は執行されますのでご注意ください。